あ、すみません、無事帰国しております。
アメリカで毎日(毎朝)7MHz運用してわかったのは、JAからの電波がほんとに良く届いていることです。とくにUSではSSBが7125以上なので、ここより下のSSB電波はとくに目立ちます。
DXer達ならもちろん7MHzをDXバンドとして認識しているんですが、国内QSO組やラグチュー組も自分の電波が海外にまで届いていることを意識した方がいいと思いました。アメリカで「道の駅**番移動サービス」てのも聞こえてましたし。毎夜同じ周波数を独占して長々と続いているラグチューも太平洋を越えてたいへん良く聞こえていました。
US-JAの7MHzバンドのバンドプランの相違が、この意識の差に拍車をかけています。フォーンの運用は日本では7030-7200。USでは7125-7300。つまりUSのCWバンド部分に日本語の音声がイッパイ聞こえるわけです。そこで「道の駅移動サービス」が聞こえていても、USからコールできないのです。
7125-7200ではUS-JAのフォーンでの交信が可能なんですが、これがまた周波数確保が難しいんです。やはり下のほうが人気なんで、空き周波数を見つけようとすると上のほう、やっと見つけた空き周波数が7140位になるわけです。
JA側の固定局アンテナだと同調範囲ギリギリだったりします。
JAでもバンド幅が広がったことなので、なんとかこの差を埋められないものでしょうかね。
ヨセミテ・Tuolmne Meadowsキャンプ場でのワイヤーアンテナセッティングの様子