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NoraGateway for HotSpotでのD-Star運用 in USA(3)NoraGatewayへ

3.NoraGatewayへ載せ替え
ようやくですが、いよいよ本題のNoraGateway for HotSpotです。
NoraGatewayは圏央道友会 JQ1ZYC作の「ID-51Plus2/ID-31Plus/ID-4100アクセスポイント・ターミナルモード、もしくはMMDVMデバイスなどのHotspotから、日本国内DSTARレピータ、並びにDExtra/DCS/DPlus対応リフレクタ(XLX Multi Protocol Reflectorなど)へ中継・制御するソフトウェアです。(ICOM社製RS-MS3A/Wにリフレクター接続機能を追加・拡張したもの)」です。
Wndows/Linux版、Android版が出ていますが、JumboSpotなどMMDVMデバイスのコントロールをLinux上で動作させたNoraGatewayで行うものです。MMDVM HotSpot経由の場合、該当機種のほかアクセスポイント・ターミナルモード機能が搭載されていない旧機種やKenwoodのTH-D74からも接続可能になりました。
XRFリフレクター研究会からは「HotSpot for NoraGateway」と称する完成品も販売されています。

2.で紹介したJumboSpotのコントロールを、Pi-StarからNoraGatewayへと載せ替えるということになります。
まず、新しいmicroSDカードを用意します。(8GBもしくは16GBのもの)
JR1OFP局のサイトに、詳しい手順が紹介されています。(「お役立ち情報」の51です。)
なおこの書類の「事前準備」には、リグ側のコールサインメモリー、レピーターリストに書き込んでおくべき内容がありますので、予め設定しておきましょう。
2019年3月1日現在、NoraGatewayのLinux版はv.0.1.4a-PR16となっています。常に最新バージョンをダウンロードして使用するようにしてください。
ダウンロード→解凍→microSDカードに焼き付け まではPi-starのときと同じ手順です。その後の設定が違います。カードのなかの「Nora_Config.exe」ファイルをダブルクリックして、コールサイン、接続周波数、WiFiのSSID,PWなどを設定します。

さらに、USのコールサインで運用する場合にはカードの中の「NoraGateway.txt」をエディターで以下のように設定します。

<RoutingServices>
<!-- 日本の管理サーバへの接続設定-->
<RoutingService enable="false" type="JapanTrust">
<ConfigurationProperties>
<ServerAddress>trust.d-star.info</ServerAddress>
<ServerPort>30001</ServerPort>
<!-- ログ転送機能(v0.1.0a以降) -->
<LogTransport>true</LogTransport>
</ConfigurationProperties>
</RoutingService>

<!-- G2/G3ゲートウェイへの接続設定(v0.1.3a以降) -->
<RoutingService enable="true" type="GlobalTrust">
<ConfigurationProperties>
<!-- Please enter gateway address of near you -->
<ServerAddress>****.dstargateway.org</ServerAddress> ***登録しているレピーターのゲートウェイサーバー名を記入
<ServerHeardPort>12346</ServerHeardPort>
<ServerQueryPort>12345</ServerQueryPort>
</ConfigurationProperties>
</RoutingService>


これで、日本の管理サーバーではなく、USのトラストサーバーを経由することになります。
書き替えが済んだらこのファイルを保存し、microSDカードを取り出し、Jumboスポットに挿入します。
Jumboスポットを起動する前に先にリグのスイッチを入れて、設定した周波数を受信しておいてください。
次にJumboスポットの電源を入れます。1分ほどで「NoraGatewayを起動しました」と女性のアナウンスが入ります。
今回はOLEDディスプレイには何も表示されません。(Raspberry Pi Zeroはリソース不足で、このままでは表示用の仕掛けが動かせないようですが、そこを少ないリソースを利用して表示を出そうという試み(なんちゃってモニタ)もあるようです)

e0195647_08412349.jpeg
起動すると、XRFリフレクター、REFレフレクター、DCSリフレクターなどに接続できます。

また以下の自動応答も予めコールサインメモリーに入れ、コマンドを送ってみてください
「JK3ZNB F」(ならやま自動応答)
「JQ1ZGY E」(御岳山自動応答)
「JA1YCQ F」(巣鴨自動応答)
です。USからの場合、日米の管理サーバー同士のルーティング情報のやりとりの関係だと思いますが、必ずしも一発で応答は返ってきません。なんどかコマンドを送ってると、そのうち返ってくるようになるようです。

JARL ForwardLink対応のレピーター(リンク有)にも「JR1VD AL」(東京御岳山430レピーターJR1VDの場合)、「JP3YIXAL(京都南430レピーターJP3YIXの場合)などのコマンドを送ると各対応レピーターのモニター(受信)と送信ができます。(初回起動時から5分後)
JARL ForwardLinkに対応していないが、ゲート越え通信が可能なレピーターにはリグの「Toセンタク」から「エリアCQ」を選んで、CQを出すことが出来ます。(CQにコールバックがあった局以外のモニター(受信)は不可です)
USその他日本以外の国のレピーターにもこれらの接続方法が可能です。

# by jg3jlc | 2019-03-18 14:13 | D-star & DV Hotspot | Comments(0)

NoraGateway for HotSpotでのD-Star運用 in USA(2)JumboSpot

昨年からUSにやってきて10月頃からD-Starでの運用(リフレクター/レピーター)について試行錯誤してきましたが、この間にJARL D-Starレピーターのシステムバージョンアップ、管理サーバーの更新や「NoraGateway」(圏央道友会/JQ1ZYC作)の開発が進むなど、状況は大きく進展してきました。
最新バージョンの
NoraGateway v0.1.4a-PR16 for Windows/Linux
NoraGateway v0.0.1a-PR26 for Android
は、JARL管理サーバーの新しい仕様書(6.0a)に対応したものになっており、こちらでの設備環境でも快適かつ安心して運用できるようになりましたので、数回かけて紹介しておきます。

私のハードウェアは
ICOM ID-31plus(日本仕様)
JumboSpot(MMDVM HotSpot/eBayにて完成品を購入)

インターネット環境は
Xfinity(Comcast)のケーブルインターネット
Netgear C3700(ケーブルモデム)
です。

なお、私のUSでの免許/コールサインはNN1Xです。

2.JumboSpot
JumboSpotはノードデバイス「MMDVM(Multi-Mode Digital Voice Modem)」の一つで、おそらく最もローコストなものです。
デジタルモードのRF(430MHz)信号とインターネット回線を通じてリフレクター(ネット上の仮想レピーター)やレピーターに接続する働きをします。またD-Starだけでなく、DMRやC4FM(Yaesu Fusion)などマルチモードに対応しています。
出力は10mW程度とのことですが、デジタル無線機との間で送受信を行う立派「無線設備」です。(日本では無線機として免許をうけた無線設備とする必要があります。また自局のコールサイン同士との交信はできないので、社団局を開設するなどの方法をとることになります。)
JumboSpotはインターネット通販やオークションサイトでたくさん出品されています。注意が必要なのは完成品か、JumboSpot基板のみ、アンテナやケースの有無などを確認して注文する必要があります。
組み立て済み完成品(参考価格:90〜120ドル)には、JumboSpot基板(OLEDディスプレイ付)、Raspberry Pi Zero、ソフトウェア(Pi-Star)がインストールされたmicroSDカード、アンテナ、ケース、簡単な説明書が含まれていました。これらの部品は個別に購入することもできますし、またRaspberry Piは別とか、ケースはなしとかいろいろなパターンで出品されているので、よく確認が必要です。
また電源の供給はmicroUSBケーブルで行います。スマホやタブレットなどの充電ケーブルをお持ちの方は流用が可能ですし、モバイルバッテリーでも運用可能です。

e0195647_10264088.jpg


2018年10月、私はまずJumboSpot+Pi-Starで運用を始めました。(当時まだNoraGatewayは未導入)
Pi-Starのサイト
https://www.pistar.uk/
2019年3月現在の最新のバージョンはV.3.4.17で、ベータ版のV.4.0.0も公開されています。
(完成品を購入した場合も付属のSDカードにインストールされているバージョンを確認し、古いものでしたらSDカードを最新バージョンに焼き直しましょう。)
ダウンロード→解凍→イメージファイル(.img)を「Etcher」などのツールを使ってmicoSDカードに焼き付けという手順です。

ここから先のPi-Starの設定は昨年10月の投稿「DV Hotspotを使ったD-Starリフレクター運用」 の通りです。
https://jg3jlc.exblog.jp/27594369/

これでまずは日本を含む世界中のD-Starリフレクターに接続して運用できるようになりました。
また、リグを持っていませんがDMRやC4FMなどのモードもJumboSpot+Pi-Starで運用することが出来ます。

続いて、日本のD-Starレピーターにもターミナルモード、そしてJARLMultiForwardLinkで(レピーターのモニターが可能)接続できる「NoraGateway」の導入です。
(3)に続く

# by jg3jlc | 2019-03-18 02:28 | D-star & DV Hotspot | Comments(0)

NoraGateway for HotSpotでのD-Star運用 in USA(1)コールサイン登録

昨年からUSにやってきて10月頃からD-Starでの運用(リフレクター/レピーター)について試行錯誤してきましたが、この間にJARL D-Starレピーターのシステムバージョンアップ、管理サーバーの更新や「NoraGateway」(圏央道友会/JQ1ZYC作)の開発が進むなど、状況は大きく進展してきました。
最新バージョンの
NoraGateway v0.1.4a-PR16 for Windows/Linux
NoraGateway v0.0.1a-PR26 for Android
は、JARL管理サーバーの新しい仕様書(6.0a)に対応したものになっており、こちらでの設備環境でも快適かつ安心して運用できるようになりましたので、数回かけて紹介しておきます。

ハードウェアは
ICOM ID-31plus(日本仕様)
Jumbo Spot(MMDVM HotSpot/eBayにて完成品を購入)

インターネット環境は
Xfinity(Comcast)のケーブルインターネット
Netgear C3700(ケーブルモデム)
です。

なお、私のUSでの免許/コールサインはNN1Xです。

1.USのD-Starレピーターへのコールサイン登録
これは設備導入前からできますので、USのコールサインをお持ちで、D-Starでの運用予定がある方は先に登録しておかれることをお勧めします。(日本からでも登録可能)これが日米では仕組みが違うので、あらかじめ理解が必要です。
日本のD-StarではJARLの管理サーバーで一括登録・管理ですが、USでは各レピーターで登録、その情報がUS Trust Serverに送られて共有されるという仕組みです。どこか一箇所で登録すれば、以後その情報がネット上で共有されることになります。
なお、REF###のリフレクター運用にもこの登録が必須です。
この登録方法の説明はこのページにあります。
http://www.dstargateway.org/D-Star_Registration.html
このページにはUSのレピーターリスト
http://dstarusers.org/repeaters.php
から「Closest to you」のところで登録せよと書いてあります。ところがここで注意しないといけないのがD-starのターミナルモードや「NoraGateway for HotSpot」でターミナルモード相当の運用をする上で必須になるのが「D-Star G3システムに対応したレピーターにて登録を行う」ことです。(私は当初このことが理解できていなかったので、まず最初に登録していたのが未対応のG2レピーターでした。その後そこでの登録を削除してもらい、新たに別のG3対応レピーターW6CXに登録しなおすという、ややこしいことになりました。)
ということで、次のサイトでG3対応レピーターを確認する必要があります。
http://dsync.dstar.info/
一番上の欄の「G3 Gateways」がG3対応レピーターのコールサインです。
先ほどのレピーターリストからコールサインをリンクするとレピーターの詳細が出ますが「Gateway Registration URL」が登録フォームにリンクされています。(登録先のリンクが掲載されていないレピーターもあり、辿り着くのは結構たいへんだったりします。各レピーターの公式WEBサイトもあわせてチェックしてみてください)

一次登録完了のメールを受け取ると、同じサイトからログインを行って、二次登録(コールサインとIPアドレス)の登録を行います。(pcnameの記入は不要)
私の登録しているレピーターW6CXでは、設定のメールに
click the 1st box, enter a space in the “Initial” box. Leave the AccessPoint box alone.
そしてターミナルモード使用時には
If you have an AccessPoint-capable radio like the 51A Plus2 or 4100 and plan to use AccessPoint/Terminal modes, then set up a 2nd terminal with a "Z" in the "initial box and the "AccessPoint" box checked
の記述がありました。
ということで、後に設定するHotSpotのコールサインは「NN1X Z」と設定することになります。
のちにいろいろ使いわける必要性を考えて
NN1X
NN1X A
NN1X B
NN1X Z
の4つを登録しました。
ここまで、設定が出来ると、以下のページで確認することができます。
http://query.ke5bms.com/index.php
https://wb1gof.dstargateway.org/cgi-bin/dstar-regcheck
http://dstar.info/query.html

(2)に続く
# by jg3jlc | 2019-03-14 11:16 | D-star & DV Hotspot | Comments(0)

HP Elitebook 840 G1

こちらには日本からMacBook AirとEPSONのWindowsノートを持ってきているのですが、EPSONのほうがあまりに低スペックで使い物にならなくなり、ストレスが溜まるようになってきました。低予算で買い替えを検討したところ、HPの"Elitebook 840 G1"がAmazonの中古で200ドル台であるのがわかり、購入しました。2014年モデルですがCore i5 の第4世代で1.9GHzです。ハードディスクをSSDに入れ替え、Windows10 Proを新規インストールしたらそのままで無事ライセンス認証も出来、言語や地域の設定も日本と同様の仕様にすることができました。
SSDは近くの家電量販店"BestBuy"で480GBのが74.99ドルでした。ずいぶん安くなりましたね。
キーボードはカナ文字のないUS仕様ですが、わたしはMacでもカナのないUSキーボード派なので、望むところです。
電源ONからの起動も早く、快適に使えています。
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# by jg3jlc | 2019-01-26 07:36 | Rig & Goods | Comments(0)

NoraGateway on MMDVM/Jumbo Spot

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新年おめでとうございます。2019年もよろしくお願いします。
JR1OFP局の「お役立ち情報」の「DVMEGA又はMMDVM基板でNoraGatewayを使う方法」をお手本にして、これまでPi-Starで動かしてきたMMDVM/JumboSpotの運用ソフトをNoraGatewayに入れ替えてみました。
解説されている設定画面のほか、SDカード内のテキストファイルも一部書き換える必要がありました(私のコールサインNN1Xの場合、認証サーバーは「JapanTrust」サーバーではなく「GlobalTrust」なので)。
今まで通りREF,XLXの各リフレクターにも接続できますし、JumboSpot経由でアメリカのG3対応のD-starレピーター、日本のD-starレピーターのMultiforwardLinkにも接続できるようになりました。
これで、PCを立ち上げて接続コードでつなぐことが必要な「ターミナルモード」から解放されて、家の中をID-31plusだけでハンディ機運用ができるようになりました。ということは旧式D-star機でもリフレクター運用が可能になるということです(持ってないけど)。
一方、OLEDディスプレイには何も表示されなくなり、PCやスマホでのダッシュボードでの設定変更もできなくなってしまいました。これは仕方ないですがメリットの方が余りありますね。

Peanutのほうも開発中止の報があったり、直後に新バージョンがアップされたりと、D-Star関連で毎日毎日目が離せません。
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# by jg3jlc | 2019-01-04 14:24 | D-star & DV Hotspot | Comments(3)



Santa Cruz,Californiaから、アマチュア無線のはなし。
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